瑞穂町の風景 ~瑞穂町の文化にふれてみようその5~

投稿日時:2018/03/02(金) 18:16

 「福正寺」です。場所は青梅街道と狭山丘陵の中間くらいでしょうか。以前紹介した「村山土佐守象」の近くになります。700年くらい前の開山で、狭山三十三観音霊場の25番だそうです。
福生寺への入り口
 ここを登って行くと
 
左手に幼稚園。奥の建物は観音堂
 あの建物はなにかな、幼稚園と関係あるのかなーと思っていたのですが、帰ってしらべてみると町の指定有形文化財でした。撞木(シュモク)造りという珍しい構造で、その急勾配な屋根は舞い降りる鳥の翼のように美しい・・・とネットの記事にありました。堂内の天井には花や獣、竜などの図が描かれているとの事。観音堂からの眺めも素晴らしいようなのですが、なにせ幼稚園の敷地内のような雰囲気があり子供たちの声も聞こえていたので足を踏み入れる事ができませんでした。
 正面には
 
こちらは総門
 その奥には
 
こちらは三門
 三門の横には
 
鐘楼。こちらの天井にも・・・
天井には天女のような絵がありました
 こちらの絵に関しては調べてみましたが詳細は分かりませんでした。うちの近所にある寺院はオートマチックに鐘が撞かれるようになっていて誰もいないのに突然あの棒が動き出して鐘を撞くのです。初めて遭遇した時はびっくりしましたよ。こちらはどうなのでしょうか。
 さらに進むと、
こちらが法堂
 法堂ははっとうと読むようです。本堂とはまた違うようでよくわかりません。興味のある方は調べてみて下さい。
 左側の木が瑞穂町天然記念物に指定されている「多羅葉樹(たらようのき)」
 
推定樹齢730年。樹幹83㎝。樹高12m
 葉裏に仏教の経文を書写したと言われているそうです。占いにも使われたとか。本来は静岡以西の暖地に生える常緑樹との事。春には花も咲くようです。これで瑞穂町の五大樹が出そろいました。
 福証寺には他にも五重の塔や村山土佐守の墓などもあるようです。予習をしていかなかったので確認できませんでした。観音堂には行ってみたい気もするのですが幼稚園がネックです。写真なんか撮ってたら通報されそうな気がします。

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